こんにちは!
阿部研究室M2のみふゆです。
今回は,9月から本格的に始まる学校支援フィールドワークに向けて,栗原ら(2010)の学校適応感尺度(アセス)のお勉強をしました。
今回学んだことは,
・アセスは「適応」ではなく「適応感」を測っている
・「適応感」が低い→SOSを発信している可能性がある
・6つの因子から成り立っている
・学校以外の要因も含まれている
・「教師サポート」「友人サポート」「向社会的スキル」因子は相互に相関が高い
・「学習的適応」因子と「非侵害的関係」因子は高い相関
・学年が上がるにつれて「教師サポート」因子と「学習的適応」因子の相関は薄くなる
などなどです。
これらから分かることで,私が最も「えー!」って思ったことは,「向社会的スキルがあったとしても,いじめられることは十分にあること」や「勉強できない子どもは,いじめられる可能性が高いこと」,「教師がサポートをしたとしても,侵害されている子どもの適応感の改善には必ずしも繋がらない」ということです。
「教師サポート」因子と相関があるのは「向社会的スキル」因子と「友人サポート」因子です。これらを媒介して「学習的適応」因子に影響を与えていきます。
教師としてできることは,子どもたちの向社会的スキルを伸ばし,友達同士が互いにサポートし合える環境を整えることであると言えます。これらを通して,子どもたち同士の侵害的な関係を改善し,「学習的適応」を改善することになると考えられます。
なんだか難しいけれど,連携協力校に最も合う手立てを考えていきたいと思います☺️
ゼミの後にM2でご飯🍣
今日もお疲れ様でした〜〜〜!
M2 みふゆ