みなさんこんにちは。
本日のオープンゼミのファシリテーターを務めたみふゆです。
令和2年度、阿部研究室のゼミもスタートを切りました。
昨今の新型コロナウイルスの影響で、今年のオープンゼミはZOOMでの参加となりました。
オープンゼミ初日、なんと9名もの新M1さんが参加してくださいました!
M2一同、そして阿部先生も、とーーーっても喜んでいました!
まずは、阿部研究室のオープンゼミに参加してくださいましたみなさま、本当にありがとうございました。
それでは、本日のゼミの様子をお伝えします。
本日のプログラムはこちらです!
①アイスブレイク「朝までそれ正解!」
②STEAM教育について
③『およげ!たいやきくん』からみるキャリア教育
④M1質問コーナー
⑤諸連絡,振り返り
ここでは、今日のメイン活動である『およげ!たいやきくん』の歌詞から、人生を考える活動の様子を紹介します。
1番、2番、3番のたいやきくんの気持ちを考える活動から、たいやきくんをサラリーマンに置き換えて考える活動、そして最後はたいやきくんはどうしたらよかったのだろうという発問を投げかけました。
一人ひとりの意見を聞いていくと、さすが教職大学院生!様々な視点から発想がでてきて、とってもおもしろいなあと感じました。zoomが終わったあと、みなさんの意見を改めて整理してみました。
みなさんの意見を聞いていると、2つの考えに分けられるのかなと考えました。下記は、あくまでも、みなさんの意見を参考に私がまとめたものです。
①BAD END 論
これは、最初に私が考えていたものにみなさんの意見を足したものです。
毎日毎日同じことでつまんなくなり、仕事を辞めてしまい、違う世界へ飛び出します。外の楽しい世界を知ってしまったたいやきくんが、その世界から抜け出せなくなり、最終的には生活が苦しくなって、もとの仕事に戻るというストーリーです。
ここでの人生の学びとしては、「最初から逃げ出さない」ということや、「周りの人に相談する」「新しい環境で人を頼りながら適応する」ということが挙げられます。
②HAPPY END 論
こちらは、みなさんの意見から出てきた論理です。
毎日毎日同じことの繰り返しの日々を脱却するために、外に飛び出すことで、社会は楽しいことばかりではなく、つらいこともたくさんあるということに気付くことができました。外を知ることで、「やっぱりぼくはたいやきさ」という歌詞にあるように、自分自身を理解することができたという考え方です。
ここでの人生の学びとしては、「一歩踏み出すことも大切」、「やってみなきゃ分からない」、「経験から成長」などが挙げられます。
このように、考え方次第で学びも変わってくるのだなあと実感しました。そして、「さすがギネス記録をもつ曲だな」と思わせられる深い歌詞でした。歌詞から人生を考えるということも、実はできるのかもしれないと、みなさんのご意見をもとに可能性を感じました。ここでみなさんと一緒に考えを深めることができたので、もう少し活動を工夫していつか現場に還元できたらなあって思います。
活動後のみなさんの意見を少し紹介します。
・タイトルの「およげ」から、この作品はおよぐこと、つまり挑戦をメッセージとして伝えたかったのだと感じた。
・たいやきくんが外の世界を体験したことによって、退屈だと感じていた頃(1番)よりも戻ってきたとき(2番)のほうがおいしくなっているのではないかなと感じた。
・自由な生き方(海)を選ぶことは、責任が生じることだと学んだ。
こちらは一部ですが、とーっても面白い感想がたくさんでてきました。感じ方は自由だなあって改めて思いました。いろんな感性に触れることができて、とっても良い経験になりました!
最後に、たくさんのトラブルに見舞われたオープンゼミでしたが、あたたかい目で、じっくり考えてくださって、むちゃぶりにも答えてくださり本当にありがとうございました。M1のみなさんの目には、「阿部研究室」どんな風にうつりましたか?
今日の反省を生かし、これからに繋げていきます。M1のみなさん、たくさんの学びをありがとうございました!また明日もありますので、ぜひご参加ください!加藤君に期待(^O^)!
【おまけ】
「朝までそれ正解!」のM2の回答。
お題:「き」ではじまる、阿部研の魅力は?
答え:「絆がある」「協同,協働」「気持ちが良い」「協力」
M2 みふゆ