水平思考って?
今日は、人数が少なかったことや先週・先々週のゼミが重めの内容であったこともあり、息抜きも兼ねて「水平思考パズル」や「ゲームフィケーション」について取り組んだり、考えてみました。
水平思考は1967年にエドワード・デボノによって考案された思考法です。
この思考法は、従来の論理的思考(ロジカルシンキングや垂直思考とも言われる)とは異なった「創造」を重視した考え方です。
水平思考は考えに広がりを持つ一方で、論理的思考は考えに深みを持つようです。
2つの思考法は、それぞれ長所や短所があるので、それぞれにあった時と場合で使い分ける必要があるようです。
水平思考パズル
そんな水平思考ですが、「水平思考パズル」としてゲームになっています。
今回はそれを実践してみました。
ルールは省きますが、質問者と出題者がそれぞれ難しいと感じた点があったようです。
例えば、質問者は問題が単に難しいだったり、出題者はヒントの匙加減が難しく感じていたようです。
ただ、ファシリテーターとしては、スムーズに問題に対していい質問を繰り出していたと思います!
以前にも水平思考のゲームをやった効果があったのかは、わかりませんが、鋭い水平思考でした。
また、突拍子もない質問でも、核心をついたものだったり、方向違いな質問でも「水平思考だもんね」とフォローされたりと、阿部研の個々の良さと集団の良さが垣間見えました。
カードを使った振り返り
最後にカードを使った振り返りを行いました。
皆さんほぼ初めてだったのですが、全員が話したいことを絶えず話していて、とても素敵でした。
振り返りの中で、ゲームを授業に取り込むことの難しさを挙げていた方がいらっしゃいました。ただ、アクティビティとしては使えそうだと仰っていました。
確かに、「水平思考パズル」を授業に取り入れるのは難しいかもしれません…
「水平思考パズル」の研究はまだまだ少ないです。そして、学校に絡めたものとしてはほぼ皆無といってもいいかもしれません。
ただ、実感としては「水平思考パズル」に慣れることで、豊かな発想をしやすそうな印象を受けます。「水平思考パズル」についての論理的思考は深くなりそうです。